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6年前の秋、私は長年勤めていた会社を辞めるべきかどうか悩んでおりました。
ちょうどその時、旅行に行くことになり、選んだ場所がアメリカ アリゾナ州のセドナという小さい街でした。
その頃 何気なく読んだ雑誌に「スピリチュアル」「パワースポット」「癒し」「ネイティブ アメリカン」というキーワードで「セドナ」が特集されていたのです。恥ずかしながら旅行会社で長年働いておきながら「セドナ」という街をその時初めて知ったのです。
セドナはアリゾナ州の州都 フェニクスの北、グランドキャニオンの東端のふもとの地 フラッグスタッフの中間辺りに位置する「赤い岩」と「赤い山」に囲まれた小さな街です。
セドナには「ボルテックス」と呼ばれる渦巻状の磁場があると言われ、その影響で人に様々な効果を及ぼすといわれています。その為か昔からネイティブ アメリカンであるホピ族やナバホ族の聖地とされていました。
セドナの持つパワーに惹かれ数十年前からアーティストや感性の鋭い人々が多く住むようになり、それにあわせて高感度のレストランやオーガニックのレストラン、スパなどが集まり小さくはありますがお洒落で落ち着いた好感度の高い街が形成されていったのです。
セドナの有名な4つのボルテックスがあります。そのうちのひとつ「ベルロック」には決断と勇気を与える力があると言われています。6年前 私は迷わず「ベルロック」に登りました。赤い岩山をよじ登り、眺めの良い場所に座り遠くを眺めました。緑と赤い岩山が遠くに広がり、爽やかな風が吹いています。登る途中で瞑想をしていた人がいたので、私も目を閉じてゆったりと風に吹かれていると、しばらくしてどこからか「辞めた方が良い」という声が聞こえるのです。
それは実際に聞こえたのか、私の意識がそう感じたのか、あるいは私の意志がそう言ったのか定かではありません。
しかし、確かに私には聞こえたのです。この声が会社を辞める決断のひとつになったのは言うまでもありません。
帰国をして直に会社を辞める意向を上司に伝え、その1年半後に独立を果たすことになったのです。
私のような経験をされた方がどれだけいるかは分かりません。しかし、セドナが不思議なパワーを持っているのは確かなようです。「セドナに行くと毎晩 夢を見る」「初日はなんだか疲れる」「感情が溢れ出す」「不安が解消された」などといったことをよく耳にします。
セドナはまだ日本ではあまり知られていませんが、今年の米誌「トラベラー」の調査によると、アメリカ人が一番行ってみたい街のナンバーワンに選ばれたそうです。
「セドナ」に行くと、様々なストレスから開放され、新しい自分が発見できるかもしれません。
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