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6月コラム「住宅購入と生命保険」

住宅購入は、一般の人にとってはおそらく、人生でもっとも高い買い物になるでしょう。マンションや一戸建てなど、何千万という価格です。もちろん即金(キャッシュ)で買えれば良いのですが、頭金の額に違いはあれ多くの方は、住宅購入においてローンを組みます。銀行からの借り入れですね。住宅ローンは、居住用という条件で、一般の借入(銀行からすれば融資)よりも金利は低く、借入期間も長くなっています。
ローンを組めば、毎月のある程度の支払で何千万円の“品”が手に入ります。とはいうものの、多額の借金を背負うことになり、将来の収入が見込めるかどうかの不安とも戦う日々が続くことになります。ここで、はっきりとしておきますが、住宅ローンは「リスク商品」です。変動金利を選択した場合、将来の金利上昇というリスクを背負うことになります。長期固定の商品であっても、家計における収入ダウン、あるいは教育費等による支出のアップという“収支バランスの影響”というリスクをともないます。住宅ローンを気軽に考える人が多いようですが、先物取引などのリスク商品への投資と同じ行動である事を理解しましょう。
そうなると、少しでもリスクは軽減するよう考えたいものです。万が一のために、いかに家庭内の現金を多く所有しているかが“鍵”になります。その為には“収入を増やす” か、あるいは“支出を減らす”かのどちらかの対策が必要になります。収入を増やすには、奥様にお手伝いしていただくか、資産を運用するかのどちらかでしょう。一方、支出を減らす為には家計の見直し、特に生命保険を見直すことが大事になります。
生命保険は、一般的には、住宅購入の次に大きな買い物と言われています。月々の支払は少額でも、何年も払い続けますから、その総額は何千万円となる場合もあります。大きな保障を分割で買っている、なんだか保険料って住宅ローンの様なものですね。
 住宅ローンを組めば、民間の金融機関なら“フラット35”を除き、「団体信用保険」を自動的に組むことになります。これは「生命保険」です。但し、保険金の受取人は金融機関です。でも、その後のローン支払いは無くなります。例えば、ご主人お一人で住宅ローンを組んでいる場合、ご主人に万が一の事があったときには、ご遺族に“借金のなくなった住宅”が残ります。その住宅を売却すれば、購入価格まではいかないまでも、何千万というお金が手に入ります。民間での生命保険の様なものです。家を“売る”“売らない”は事情もありますが、ここではあくまでも考え方の話です。実家に帰る事も考えられるでしょう。そういった環境のかたであれば、住宅ローンを組んで団体信用保険に入っているのであれば、民間の生命保険は見直しても良いのではないかという考え方です。リスクをヘッジする際、同じ行動にいくつもお金を拠出する必要があるのかどうかを検証することも大事です。大きな買い物をしたときは、家計を見直すチャンスです。是非お考え下さい。

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