|
◆ お金を借りている人にはつらい
住宅ローンの金利が上がります。日銀の利上げは、変動金利商品や短期の固定期間のローン商品(2年固定変動選択型、3年固定変動選択型など)の固定期間の金利が上がります。考えてみれば、今までの住宅ローン金利が歴史的に低かったのです。なぜか、金利は上がらないと思いこんでいた様な気がします。日銀が利上げをしたと言っても、“0.25%”です。これですぐに返済額が家計を圧迫するということは、最初の計画に無理があったということになります。根本的にキャッシュフローを見直すべきですね。
不安なのは、今よりも、今後さらに金利が上がっていって、返済額が増えていくのではということです。将来の金利を予想することはできません。返済額が上がっても、それに耐えうる家計状況を作ることが大事です。
◆ ポイントは教育費
なんと言っても、“教育費は大丈夫か”が不安になります。子供が小学校の間は何とかなりそうですが、中学、高校へと進学する6年間が家計にとってもっとも厳しいと予想されます。私立の場合、公立に進学するよりもさらにお金がかかります。住宅ローンの返済額と月々の教育費が「固定費」として重く家計にのしかかってきます。場合によっては共稼ぎも考慮しなければならないでしょう。大学入学時もお金がかかりますが、子供が生まれたときから毎月1万円を貯蓄しておけば、18年間で216万円が準備できます。私立の文化系か理科系への進学なら何とか賄える数字です。
◆ キャッシュフロー表を作成しましょう
実際に、キャッシュフロー表を作成して、お子様が中学、高校に進学したときの家計状況を把握しましょう。そこで、厳しい数字が出てくれば共稼ぎも視野に入れた対策が必要です。返済額がどこまで上がれば厳しいかも把握できます。繰上返済は早い時期の方が効果的ですが、なにがなんでも繰上返済をしなければならないというわけではありません。お子様の手が離れてからでも十分間に合います。まずはキャッシュフロー表を作ってみましょう。わからない将来に不安を抱えるより、具体的に数字で検証すると解決策も見えてきます。 |