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「運用手法から逃げてはいけない」 <2006.03>

「投資・運用」という言葉だけで、その後の話を拒絶される方がいます。「難しいから」「どうせ分からないから」「自分とは違う世界だから」と言って、「投資・運用」について“知ろう”とすることすらされない方もおられます。ところが、私たちが“好む・好まざる”にかかわらず、世の中は「運用」の方向に動き出しています。政府が「貯蓄から運用へ」の旗を掲げ、銀行などの金融機関が真剣に運用商品を販売するようになり、さらに、日本郵政公社も積極的に運用商品を販売する体制作りを行っています。我々の投資行動へのバックアップも行っています。まさに、世の中の“動き”が、かなりのスピードで「貯蓄」から「運用」へと向かっているのです。

◆将来の絶対額の確保のために「運用」は必要
今の政権は「大きな政府」から「小さな政府」へと国の“あり方”を変えようとしていますそれは、社会制度のあり方も大きな変わってくるでしょう。その背景には「少子高齢化」という深刻な問題が横たわっています。「医療制度改革」においては、将来の医療給付費の増大に対応するための、高齢者の医療制度のあり方を見直しています。高齢者の自己負担額の増加や保険料負担などです。「税制改革」では、国税・地方税など、税制のあり方を模索、消費税も含め、我々の税負担も増えてくると思われます。慢性化した財政赤字に対する潜在的な負担率も考え、将来においての私たちの「手取額」が減る可能性が考えられます。経済成長とともに、収入が増える事も考えられますが、その場合は「インフレ」と向き合うことになります。現在の資産価値と将来の資産価値が“イコール”であることは考えづらいと思います。せめて、資産価値は維持させたいとの思いますよね。

◆運用の環境が変化してきている
かつて、投資・運用と言えば、証券会社などの機関投資家や、ほんの一部の資産家の話のようでしたが、規制緩和やインターネットの普及により、誰もが気軽に投資をすることができるようになりました。さらに、2007年から「団塊の世代」という、たくさんの退職金を持った新たな投資家集団が登場します。また、日本の退職金制度はほとんどが退職一時金なので、どうしても現金保有を義務づけられていた企業も、積極的に投資・運用による資産アップを図るでしょう。外国人投資家がどこまで日本を「買い」と判断するかはわかりませんが、まさに運用環境は良い状況が続くと考えられます。

◆お金の流れに乗るのが近道
お金を増やす近道は、お金の流れを知り、その流れに乗ることです。世の中の流れは間違いなく「投資・運用」の方向に流れています。そんなときに、「嫌いだから」「分からないから」と投資・運用に背を向けていると間違いなく取り残されていきます。時代の流れの速さは、想像を超えていて、おそらく2008年には、「運用を知っている」人と「運用を避けている」人とで、その後の展開が大きく変わってくると思われます。みなさんは、どのようにお考えになりますか。

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