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IT企業と放送会社との問題で登場してくる「株」、かなり重要な役目を果たしているようです。会社は誰の物か、株式上場とはどういうことかを思い知らされたような一連の問題ですが、そもそも「株」って何なのでしょうか。
お金を借りるのに最初に思いつくのは「銀行」でしょう。時代劇に出てくる「両替屋」、いわゆる“金貸し”のイメージでしょうか。企業が銀行からお金を借りるのには審査を必要とします。お金を返せなくなったときの証文(担保)も要求されます。一般的にそれは「土地(不動産)」なのでしょうか。担保もないので、銀行を通さないでお金を借りようとすると、直接、お金を持っている人から融資をして貰う事が考えられます。この場合のお金を持っている人を「投資家」と呼びます。いくらお金を持っている投資家とはいえタダでは貸してはくれないでしょう。そこで、返すときに少し多めに返す、半年に1回はお礼を払うことを約束した借用証書を発行してお金を借ります。それが「債権」です。会社が発行すると「社債」、国が発行すると「国債」と呼びます。また、借りたお金を返すときに多めに返すこともちょっと厳しいので、儲かったらお礼をするということでお金を融資して貰います。その時に、利益を得る権利の証を発行します。それが「株式」です。会社が儲かっているかどうかを公表するのは年に1回の「決算報告」、そこで利益が出ていればお礼を出すのが「配当金」です。会社が儲かっていれば、世の中の会社への評価も上がってくる。評価が良ければみんながこぞって株(儲かった分け前を貰う権利)を手にしようとします。そうすると株(権利)の値段(株価)が上がります。欲しい人が多ければ高くても買ってくれますから、最初に手に入れた株(利益還元の権利)の金額よりも高い金額で人に譲ることもできます。これが「株でもうける」仕組みです。むやみやたらに株(権利)のやりとりをされては困るので、あるルールを決めて、売ったり買ったりできるところを作ったのが「株式市場」というわけです。
やはり、会社にとってはお金を出してくれる人(株主)には神経を使いますね。 |