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CFPファイナンシャルプランナー
原彰宏のプロフィール

 

CFPファイナンシャルプランナー
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8月コラム「為替について」

 かつて、このコラムでも書きましたが、「外国為替市場」は、「東京外為市場」「ロンドン外為市場」「ニューヨーク外為市場」とありますが、株式市場等とは異なり、それぞれ「外国為替市場」という特定の“取引所”“市場”があるわけではありません。「外国為替取引」は、個人、一般の企業、金融機関等の間で様々な場所で、多様な通信手段を使って行われています。個人が海外旅行時に銀行の窓口で異なる通貨を両替する行為も“外国為替取引”ですし、銀行間の大規模な取引も“外国為替取引”です。広い意味では、このような「外国為替取引」が行われるところそれぞれが“市場”といえます。ただ単に“外国為替市場”といった場合、銀行間市場の「インターバンク市場」を指します。この「インターバンク市場」で取引される“外国為替相場”が、インターバンクレートとして新聞紙上、テレビ等の報道機関により公表されています。

   一般に為替相場の変動要因の主なものとしては、いくつか挙げられます。考えられる要因として、「経済成長率などの景気指標の国家間の違い」「貿易摩擦問題などの国際政治」「金融・通貨政策国家間の違い」「政治家や政府高官の発言」「各国の金利差」「戦争、紛争」「株価、債券価格」などがあげられますが、為替は政治による影響が強い事が伺われます。いろいろな要因がその時々で織り込まれて形成されています。

 特に、国家間の金利差が大きな影響と思われます。お金を預けるのにはやはり金利が高い方が良いですよね。世界中のお金は、金利の低いところから金利の高いところへ集まるのです。経済状況のよい国にお金が集まるのも頷けますよね。その国の経済状況がよいことを「強い」と表現します。「円が強い」「ドルが強い」などです。そして「強い=高い」ですから経済状況がよく(強く)その国通貨に人気が集まる、つまりは「通貨高」になります。日本は「円」ですから、「円高」と言うことになります。
 ところが、それだけではありません。相手が勝手に弱くなるときがあります。野球でもエラー続出で相手が自滅してこちらが勝つこともありますよね。“一人負け”なんて言いませんか。今の世界は、アメリカ(US$)が勝手に(と言うか政治的でしょうが)下がる事で、結果、円が高くなっている感じです。為替の世界は、必ず「相対」と言って登場人物は2人だけです。例えば「円とドル」で、シ−ソーの両端に座る感じです。相手が勝手に下がれば、こちら側は必ず上がります。

 アメリカは景気回復のために金利をどんどん下げてきました。先ほども述べたように、お金は金利の低いところから高いところへと移動します。「ドル」を売って他の通貨を買っています。結果、他の通貨(例えば円)が高くなります。だってシーソーに乗っているのですから。それが今の状況です。

 アメリカにとってのドル安は、今の経済回復期には非常に心地よい状況です。貿易にとっては、ドル安は何よりも強い「武器」になるからです。量的緩和を2回も行い、世界中でのドルの価値を薄め、今回は、自国の財政破綻を見事に演出し、どんどんドル安を誘導してきました。量的緩和によって、新興国のインフレ助長や、商品市場の高騰を招きましたが、オバマ大統領の、5年で輸出を倍増するには、これぐらいのドル安を演出しないと実現できませんからね。

 日本の円はとにかく買われます。なにせ、世界の三大通貨は「USドル」と「ユーロ」と「円」ですから。世界で使われている量がたとえ少なくても、日本の円は世界三大通貨の一つなのです。経済規模はアメリカに次いで、いや中国に次いで、いやヨーロッパにも引けを取らない位に大きいはずなのですから。
 
アメリカの債務引上げは法案が通るでしょう。国債引き下げも、やると言ったりそのままと言ったりで、今回の騒動はまさに、格付け会社に振り回された結果です。恐ろしいです。日本にとっても、円高は、原油は安く輸入できるし、海外からの食料や工業材料を安く仕入れることができます。微妙に、日米欧のバランスが取れているような感じです。為替は、国の思惑で、大きなお金の集団の動きで左右されます。

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CFPファイナンシャルプランナー ,一級ファイナンシャル・プランニング技能士  原彰宏プロフィール

1959年大阪生まれ。
大学卒業後、大手製薬会社、大手旅行代理店勤務を経て、独学でCFP資格を取得。
現在独立系FPとしてラジオ番組や大手保険会社、大学などのセミナー講師を務め 、異業種経験から「平易で」「わかりやすい」言葉で解説。
年金・保険・資産運用のエキスパート。

日本FP協会認定J-90062218
 
 

◆ ファイナンシャルプランナー(FP)とは
 ファイナンシャルプランナー(FP)は、多岐にわたるお金に関する知識(金融全般、不動産、保険など)を、ライフプランを考慮しながら、社会保障制度や税金などを考慮しながら、効率的なプランニングをご提供します。一般的な人生設計に加え、定年後のライフプランや、相続や事業承継などの特殊な出来事にも対応します。
一時的な“点”の対策だけでなく、事前に準備する“線”の対策も提供します。
“お金”というものを、ライフプランを前提として考えるのが、金融機関を中心とした業種とファイナンシャルプランナー(FP)という業種の違いだと思います。ファイナンシャルプランナー(FP)が提供するライフプランの基本的な考え方では、“お金”はあくまでも人生設計での目標をかなえるための“ツール(道具)”であると考えます。
このお金を活用する「金融商品」の取扱い方によって、同じファイナンシャルプランナー(FP)でも、企業系ファイナンシャルプランナー(FP)と独立系ファイナンシャルプランナー(FP)とに分かれるのでしょう。つまり、企業系ファイナンシャルプランナー(FP)の場合、人生設計における目標実現において、自社製品の活用が条件となります。しかし、独立系ファイナンシャルプランナー(FP)の場合、特定商品に縛られることはありません。ライフプランにおいて、“商品ありき”ではなく、どの商品が目標実現にもっとも効率的かを考えます。独立系ファイナンシャルプランナー(FP)のライフプランニングでは、特定の金融商品に縛られることなく、また、金融商品はライフプランニングにおいては最後に登場することになります。
 多くの方の場合、人生設計での目標とは、安定した老後を過ごすこと答えられます。ライフプランの究極のテーマは「豊かな老後」です。“豊か”の言葉は“安定”と“安心”という言葉で成り立っています。“安定”と“安心”なくして“豊か”は成り立たないと言うことです。それは物理的側面や精神的側面両方において必要なことです。この“安定”と“安心”を支えているのが “お金”です。従って、ファイナンシャルプランナー(FP)は、“お金”を通して、“安定”と“安心”を提供する人生設計者(ライフプランナー)ということになります。

◆ ファイナンシャルプランナー(FP)が提供するものは
ファイナンシャルプランナー(FP)は、それぞれのライフステージにあわせて、住宅購入時のプランニング、教育資金準備のプランニング、また、相続や事業承継の効率的アドバイスを行います。
ファイナンシャルプランナー(FP)が提供する成果物は、ファイナンシャルプランニングに基づくプランニング(人生設計書)です。さらにファイナンシャルプランナー(FP)は、ファイナンシャルプランニングに加え、そのプランニングの実行支援も行います。具体的な金融商品の選別、購入援助を行います。プラン実行においては、他の専門家(税理士、社会保険労務士、弁護士など)との連携で行うこともあります。 また、ファイナンシャルプランナー(FP)の重要な責務は、プラン実行における定期的な検証(チェック)です。人生設計書は、作成することが重要ではなく、実際に実行に移して、経済状況やライフステージの変化に伴い、見直すことが重要です。
それゆえ、ファイナンシャルプランナー(FP)は、お客様と長期にわたるお付き合いになることが多いです。

ファイナンシャルプランナー(FP)の責務
プランニング(人生設計)
実行支援
定期的検証(フォロー)

◆ ファイナンシャルプランナー(FP)のサービスの提供方法は
 ファイナンシャルプランナー(FP)がサービス(成果物)を提供する方法として、個別面談による“相談”という形の直接提供、セミナー、書籍などの執筆、テレビ・ラジオ出演、インターネット利用による情報伝達の方法があります。サービスの対価として相談料や執筆料、出演料等をいただきます。それがファイナンシャルプランナー(FP)のビジネスになります。
 また、お客様との時間の共有の仕方で、長期にわたりお手伝いする場合は“アドバイザー(顧問)”として、専属として、継続的にサービスを提供します。  サービスを提供することで、人生の目的をかなえていただくことが、ファイナンシャルプランナー(FP)の評価となります。従って、ファイナンシャルプランナー(FP)評価が確立するのは短期ではなく長期になることが多いです。ただ、それぞれのライフステージでの目標をクリアーすることも大事です。短期の評価と長期の評価両方が求められることも当然あります。それに答えていかなければならないのがファイナンシャルプランナー(FP)です。
どこまでをファイナンシャルプランナー(FP)に求めるかによって、時間的な関わり方が変わってきます。ファイナンシャルプランナー(FP)は、プランナーでありアドバイザーであって、あくまでも人生設計の目標をかなえる主役はお客様です。人生の主人公はお客様で、ファイナンシャルプランナー(FP)は、それを支える後方支援(サポート)が役割です。

 
 

 

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